アート

Posted on 2014-01-10

「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館　華麗なる貴族コレクション」展　東京と大阪で

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ピエロ・デル・ポッライウォーロ ≪貴婦人の肖像≫
1470年頃 テンペラ・板

設立25周年を迎えたBunkamura ザ・ミュージアムと2014年３月オープンするあべのハルカス美術館で、「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館　華麗なる貴族コレクション」展が開催されます。

ポルディ・ペッツォーリ美術館は、ヨーロッパで最も優雅な邸宅美術館といわれるミュージアムです。

ミラノ有数の貴族ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリが受け継いだ先祖代々の素晴らしい財産の数々、さらに蒐集した珠玉のコレクションを誇っています。

彼の死から2年経った1881年に、「すべての美術コレクションは永久公開されるものとする」という遺言のもと、設立されました。

本展は、初期ルネサンスを代表するピエロ・デル・ポッライウォーロの傑作であり、同美術館の代名詞ともいえる《貴婦人の肖像》 をはじめ、ジャン・ジャコモが亡くなる数日前に購入したとされるボッティチェッリの《キリストの哀悼》、ラファエッロ（帰属）の《フランチェスコ会の聖人が描かれた行列用十字架》などの絵画をはじめ、武具、工芸、蔵書など貴族の美意識あふれるコレクションの数々約80点が日本で初めて公開されます。

ルネサンスから19世紀に至るヨーロッパ美術の系譜をたどりながら、華麗なる貴族文化をかいまみることができる展覧会です。

見どころは次のとおりです。

全作品が日本初公開
コレクション約6000点の中から選りすぐった約80点の出品作品すべてが日本初公開です。

《貴婦人の肖像》が来日
初期ルネサンス美術の傑作であり、同美術館の代名詞ともいえる《貴婦人の肖像》が来日します。謎に包まれた美しい横顔が堪能できます。

名門貴族の美の遺産
絵画や彫刻、工芸品や宝飾品など、先祖代々のすばらしい美術コレクションです。

ヨーロッパで最も美しい邸宅美術館
美術館はコレクションにふさわしい趣向をこらした部屋のひとつひとつを室内装飾家とともにしつらえ、貴族の美意識あふれる美の館です。東京会場では空間デザイナーの吉谷博光とガーデンデザイナーの吉谷桂子が最も美しい邸宅美術館といわれるポルディ・ペッツォーリ美術館を表現します。

「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館　華麗なる貴族コレクション」展
〈東京会場〉
会期　2014年４月４日（金）から５月25日（日）まで　※会期中無休
会場　Bunkamura ザ･ミュージアム
入館料　一般1500円（1300円）、大学・高校生1000円（900円）、中学・小学生700円（500円）
（　）内は前売りおよび20名以上の団体料金　
問い合わせ　03-5777-8600 （ハローダイヤル）
〈大阪会場〉
会期　2014年５月31日（土）から７月21日（月・祝）まで
休館日　月曜日（ただし７月21日は開館）
会場　あべのハルカス美術館
入館料　一般1500円（1300円）、大学・高校生1100円（900円）、中学・小学生500円（300円）
（　）内は前売りおよび15名以上の団体料金　
問い合わせ　06-4399-9050

各会場とも開館時間など詳細は公式サイトでご確認ください。

ラファエッロ・サンツィオ（帰属） ≪フランチェスコ会の聖人が描かれた行列用十字
架≫ (表面)1500年頃 テンペラ・木材

ラファエッロ・サンツィオ（帰属） ≪フランチェスコ会の聖人が描かれた行列用十字
架≫ （裏面）1500年頃 テンペラ・木材

サンドロ・ボッティチェッリ ≪キリストの哀悼≫
1500年頃 テンペラ・板

ピントリッキオの工房 ≪聖母子と洗礼者聖ヨハネ≫
1490-1510年 テンペラ・板

開催を記念して、Bunkamura ザ・ミュージアムで使うことができるBunkamura25周年記念「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館　華麗なる貴族コレクション」展招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2014年４月３日24時です。

※Media & Communication のプライバシー･ポリシーはこちらをご覧ください。

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