アート

Posted on 2014-07-25
「ルーヴル美術館展」フェルメール≪天文学者≫初来日!



ヨハネス・フェルメール ≪天文学者≫1668年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) /René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF-DNPartcom

Editor:蓬田(よも)修一

2015年2月21日(土)から6月1日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」が開催されます。

ルーヴル美術館の膨大なコレクションから厳選された約80点を通して、16世紀から19世紀半ばまでのヨーロッパ絵画の風俗画の展開をたどるものです。ルーヴル美術館の絵画展は6年ぶりの開催となります。

風俗画―人々の日常生活の情景を描いた絵画
授乳する母、家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族、カード遊びに興じる兵士、田園に集う優雅な貴族の男女--。風俗画には身分や職業を異にするさまざまな人々の日常が生き生きと描写されています。

それらは私たちを時空を超えた旅へといざない、何世紀も前の見知らぬ誰かの日々の暮らしを追体験させてくれるようです。

その一方で、風俗画には必ずしもありのままの現実が描かれているわけではなく、日常の装いのなかに、複雑な道徳的・教訓的な意味が込められている場合もあります。

虚実のないまぜに秘められた意味を読み解くことも、風俗画ならではの楽しみと言えるでしょう。本展では、ヨーロッパの風俗画の展開とその多彩な魅力に迫ります。

本展ではフェルメールの傑作≪天文学者≫が初来日するほか、ティツィアーノ、マセイス、レンブラント、ルーベンス、ムリーリョ、ヴァトー、ブーシェ、シャルダン、ミレーなど、各国・各時代を代表する巨匠たちの名画が一堂に会します。

時代と地域を横断する包括的な風俗画の展覧会は、世界でもほとんど例がなく、ヨーロッパ絵画の網羅的なコレクションを誇るルーヴル美術館だからこそ実現可能な展覧会といえます。

なお、本展は国立新美術館での開催後、京都市美術館でも開催されます。

ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
〈東京展〉
会期
 2015年2月21日(土)から6月1日(月)まで
会場 国立新美術館

〈京都展〉
会期
 2015年6月16日(火)から9月27日(日)まで
会場 京都市美術館

構成や見どころを紹介した記事もどうぞ。 こちら

会場の様子です。(2015年2月20日に行われたプレス内覧会で撮影)




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締め切りは、2015年2月15日24時です。

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