アート

Posted on 2014-10-21
「生誕三百年 同い年の天才絵師 若沖と蕪村」 東京と滋賀で開催



Editor:蓬田(よも)修一

正徳(しょうとく)六年(1716年)、伊藤若沖は京都にある青物問屋の長男として生まれ、与謝蕪村は大阪の農家に生まれました。

若沖は色鮮やかな絵や動物の水墨画を描き、一方、蕪村は中国文人画の技法による山水画や、俳句と絵が響き合う俳画を得意としていました。

本展は、若沖と蕪村の生誕三百年を記念して、東京のサントリー美術館(会期:2015年3月18日~5月10日)と、滋賀のMIHO MUSEUM(会期:2015年7月4日~8月30日)で開催されるものです。

若沖の「象と鯨図屏風」や、92年ぶりに存在が確認され展覧会に初めて出品される蕪村の「蜀桟道図(しょくさんどうず)」をはじめとする、若沖と蕪村の代表作など約200点が展示されます。

同い年の“天才”若沖と蕪村の作品を通して、江戸時代画壇におけるひとつの“画期”を知ることができるでしょう。


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