アート

Posted on 2015-04-11
特別展「広重と清親-清親没後100年記念」 太田記念美術館



歌川広重「東海道五拾三次之内 庄野」(後期展示)


[Text/蓬田修一]
東京・原宿の太田記念美術館で、2015年(平成27年)4月1日(水)から5月28日(木)まで特別展「広重と清親-清親没後100年記念」が開催中です。

《東海道五拾三次》や《名所江戸百景》などの名作を次々と世に送り出した歌川広重は、確かな構成力と移ろいゆく時間や季節を表現する細やかな感性で、幕末の浮世絵界をリードしました。

一方、小林清親は西洋絵画の技法を取り入れ、浮世絵師としては異色とも言える「光線画」と称する表現で、文明開化によって様変わりする東京の風景をみずみずしく描き出しました。

今回の展覧会では、2人の浮世絵の巨匠の風景画をはじめ戯画や花鳥画の代表作を多数公開いたします。

※この記事で掲載している画像作品は、すべて太田記念美術館蔵です。

特別展「広重と清親-清親没後100年記念」
会場
 太田記念美術館
会期 2015年(平成27年)4月1日(水)から5月28日(木)まで
【前期】2015年4月1日(水)から4月26日(日)まで
【後期】2015年5月1日(金)から5月28日(木)まで
入館料 一般1000円、大学生・高校生700円、中学生以下無料

歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」(後期展示)


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