アート

Posted on 2016-10-15
開館50周年記念特別展 速水御舟の全貌を山種美術館で展示





 

速水御舟 《炎舞》 【重要文化財】 1925(大正14)年 絹本・彩色 山種美術館

山種美術館は1966(昭和41年)7月、東京・日本橋兜町に日本初の日本画専門美術館として開館し、2016年(平成28年)に50周年を迎えました。

同美術館は、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の創立者である山崎種二のコレクションがもとになっています。種二は「絵は人柄である」という信念のもと、同時代の日本画家たちと直接交流を重ねながら作品を収集していきました。

2016年(平成28年)10月8日(土)から12月4日(日)まで山種美術館で開催される、開館50周年記念「速水御舟の全貌-日本画の破壊と創造-」は、同館が所蔵する御舟コレクションを中心に、初期から晩年に至る御舟の作品約80点を展示し、その画業の全貌を振り返ります。

種二と御舟は年齢がひとつ違いの同時代人でしたが、御舟は早世したため、ふたりが会うことはありませんでした。しかし、種二は機会があるごとに御舟の作品を求め、自宅の床の間にかけて楽しんでいました。

1976年に旧安宅産業コレクションの御舟作品105点を一括購入し、計120点の御舟作品を所蔵することになった山種美術館は以来、「御舟美術館」として親しまれてきました。

今回の展覧会では、御舟の2つの重要文化財《炎舞》《名樹散椿》が7年ぶりに同時公開されるのが見所です。また、山種コレクションから選りすぐった代表作品だけでなく、他に所蔵されている作品も加え、40年という短い生涯の間、次々と作風を変遷させていった御舟の軌跡をたどります。

山種美術館開館50周年記念特別展「速水御舟の全貌 ―日本画の破壊と創造―」
会期
 2016年(平成28年)10月8日(土)から12月4日(日)まで
前期:10月8日から11月6日まで、後期:11月8日から12月4日まで
※ 会期中、一部展示替えを行います。
会場 山種美術館
観覧料 一般1200円(1000円)、大高生900円(800円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。

速水御舟 《洛北修学院村》 1918(大正7)年 絹本・彩色 滋賀県立近代美術館 展示期間:10月8日~11月20日


 

速水御舟 《名樹散椿》 【重要文化財】 1929(昭和4)年 紙本金地・彩色 山種美術館


 

速水御舟 《円かなる月(絶筆)》 1935(昭和10)年 絹本・彩色 霊友会妙一コレクション




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締め切りは、2016年(平成28年)10月25日24時です。

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