アート
Posted on 2017-08-23
知られざる画家“オットー・ネーベル” 日本初の回顧展「オットー・ネーベル展」
クレー、カンディンスキーなど同時代画家たちの作品も紹介
オットー・ネーベル(1892-1973年)。スイスとドイツで活躍したこの画家の名前を知っている人は、少ないかもしれません。
ベルリンに生まれ育ったオットー・ネーベルは、初め建築を専門に学び、その後、演劇学校にも通います。
絵の方面では、ワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーの知遇を得て、彼らから多大なインスピレーションを受けるとともに、長きにわたる友情を育みます。
ネーベルが画家になろうと決心したのは、1916年、フランツ・マルクに捧げられた展覧会をベルリンで見たことから。
マルクは、大胆なタッチと非現実的な鮮やかさな色彩で動物を描き人気を博したものの、36歳の若さで戦死した画家です。
今回の展覧会では、建築、演劇、音楽、抽象など、彼が手掛けた主要なテーマに沿って作品を紹介します。
あわせて、クレー、カンディンスキー、シャガールなど、ネーベルが影響を受けた同時代作家の作品も展示します。
ネーベルは画家としてだけではなく、版画家や詩人としても活躍しました。
今回の展覧会は、20世紀美術の流れの中で、ネーベルの創作活動の軌跡を振り返る、日本で初となる回顧展です。
なお、本展覧会は2018年(平成30年)4月28日(土)から6月24日(日)まで、京都文化博物館で巡回開催の予定です。
オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代
会期 2017年(平成29年)10月7日(土)から12月17日(日)まで *10/17(火)、11/14(火)のみ休館
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
観覧料 一般1500円(1300円)、大学・高校生1000円(800円)、中学・小学生700円(500円)
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
〈巡回情報〉2018年(平成30年)4月28日(土)~6月24日(日) 京都文化博物館(予定)
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締め切りは、2017年(平成29年)10月6日24時です。
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