アート

Posted on 2018-08-31
「SEITEIリターンズ!!~渡邊省亭展~」昨年の大好評受けて開催


 


再評価高まる孤高の絵師
「SEITEIリターンズ!!~渡邊省亭展~」が、2018年(平成30年)9月15日(土)から29日(土)まで、東京・京橋の加島美術で開催されます。

渡邊省亭(わたなべ・せいてい)は、パリ万博で銅牌を受賞したり、迎賓館赤坂離宮の装飾にあたるなど偉大な業績があるにも関わらず、日本美術史では長らく忘れ去られていました。

弟子もとらず、画壇にも属さず、ひたすら画業に専念した孤高の絵師ですが、近年、再評価が進んでいます。

「ジャポニスム2018」(日本政府とフランス政府合同主催)でも、公式企画としてギメ東洋美術館で開催される展覧会への作品出陳が決まっています。

昨年、加島美術で渡邊省亭展を開催したところ、大好評を博しました。

今回展示されるのは約35点。見どころは、1月から12月までそれぞれの月をテーマに描いた十二幅対、省亭が描いた下絵をもとに作られた濤川惣助の七宝作品です。

渡邊省亭が挿絵を描いた第3回パリ万博の美術部門の図録「1878年万博美術傑作集」も展示されます。

フランスよりも一足先に、日本でまとまって作品を見られる絶好の機会です。

SEITEIリターンズ!!~渡邊省亭展~
会期
 2018年(平成30年)9月15日(土)から29日(土)まで
会場 加島美術
観覧料 無料




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