アート

Posted on 2019-06-13
福田美術館 京都・嵐山に2019年10月オープン


円山応挙 《巌頭飛雁図》 1767年 軸装 紙本墨画淡彩 149×139 


福田コレクションの厳選120点を展示
京都屈指の観光地・嵯峨嵐山に今秋オープンする「福田美術館」で、2019年(令和元年)10月1日(火)~2020年(令和2年)1月13日(月・祝)まで、開館記念展が開催(予定)されます。

福田美術館は、江戸時代から近代にかけての、主要な日本画家の作品で構成されるコレクション約1500点を有しています。

コレクションのコンセプトは「美術に詳しくない人が見ても、感動を与えられるような」作品。中でも京都画壇の作品の収集には力が入れられています。

円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲ら江戸時代の絵師たちの作品をはじめ、横山大観、上村松園、竹内栖鳳など近代の名画もラインアップ。竹久夢二コレクションも国内有数の規模です。

開館記念展は会期を前期・後期に分け、完全入替で福田コレクションの中から約120点の作品が展示されます。狩野探幽の「雲龍図」をはじめ、秘蔵の作品などが本邦初公開される予定です。

福田美術館について
京都に生まれ育った事業家の福田吉孝が、これまで受けてきた地元の人々の支援、そして京都という土地に対して、恩返しがしたいという熱い思いから設立する美術館です。「100年続く美術館」をコンセプトに、現代まで受け継がれてきた日本文化を次世代に伝え、さらなる発展へとつなげる美術館を目指します。

福田美術館開館記念展(仮)
会期
 2019年(令和元年)10月1日(火)から2020年(令和2年)1月13日(月・祝)まで
会場 福田美術館
住所 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3 -16
交通アクセス
 ・JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩12分
 ・阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩11分
 ・嵐電(京福電鉄)「嵐山駅」下車、徒歩4分

伊藤若冲 《柳に鶏図》
18世紀中期 軸装 絹本水墨 102.8×40.4 

上村松園 《長夜》 1907年 軸装 絹本着色 137×98 

速水御舟 《春眠》
1921年 軸装 絹本着色 140.7×51.0 

大堰川対岸の桜越しに望む福田美術館 


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