アート

Posted on 2023-12-13
特別展「中尊寺金色堂」 黄金に輝く空間を国宝仏像と映像で体感 


国宝 阿弥陀三尊像 平安時代・12世紀 岩手・中尊寺金色院蔵

中央壇の国宝仏像をすべて展示
2024年(令和六年)1月23日(火)から4月14日(日)まで、東京・上野公園の東京国立博物館で特別展「中尊寺金色堂」が開催されます。

中尊寺金色堂が上棟された天治元年(1124)を建立年ととらえ、建立900年を記念して開催する特別展です。

金色堂内には3つの須弥壇が設けられており、それぞれの内部に置かれた棺にいまも遺体が納められています。

なかでも、中央壇内部の棺に眠っているとされるのは、奥州藤原氏初代にして金色堂を建立した藤原清衡です。

本展では、この最も重要ともいえる中央壇に安置される国宝の仏像11体すべてが展示されます。

中央壇の仏像がそろって寺外で公開されるのは初めてのことです。

あわせて、かつて金色堂内を荘厳していた工芸品の数々も紹介されます。

また、超高精細8KCGにより、幅約7mの大型ディスプレイ上に原寸大で再現される金色堂と堂内空間も見どころです。

上野に金色堂がやってくるといっても過言ではありません。

900年間祈りがささげられてきた黄金に輝く空間を、迫力ある美しい映像で体験できる大変貴重な機会です。
 
 
<国宝・中尊寺金色堂>
天治元年(1124)藤原清衡(1056~1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物です。

建物の内外を金色に飾り、螺鈿蒔絵の漆工技法を駆使した装飾が施された絢爛豪華な姿は、まさにこの世の極楽浄土です。

奥州藤原氏の栄華を伝える一方で、金色堂は彼らが今なお眠る聖地でもあります。

このように日本の美と信仰との結節点である金色堂は、世界遺産に登録される平泉の文化遺産のシンボルとして、世界中から注目を集めています。
 
   
建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
会場 東京国立博物館 本館特別5室
会期 2024年1月23日(火)~4月14日(日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は閉館30分前まで)
休館日月曜日、2月13日(火) ※ただし2月12日(月・祝)、3月25日(月)は開館
公式サイト https://chusonji2024.jp/
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料 一般1600円(1400円)、大学生900円(700円)、高校生 600円(500円)
※(  )内は前売料金  
 
  

国宝 紺紙金銀字一切経(中尊寺経)平安時代・12世紀 岩手・中尊寺大長寿院蔵


 

国宝 中尊寺金色堂(中央壇・部分)


 
 
 




 

■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。建立900年 特別展「中尊寺金色堂」招待券プレゼント■■■■

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」の開催を記念して、M&Cの読者の中から2組4名様にチケットをプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2024年1月22日24時です。

※M&Cのプライバシー・ポリシーはこちらをご覧ください。

Tags:,
Posted in アート | Comments Closed

Related Posts