アート
Posted on 2011-10-21
山種美術館創立45 周年記念特別展「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」
1966(昭和41)年、日本初の日本画専門の美術館として誕生した山種美術館は、今年で開館45 周年を迎えます。
これを記念し、同館が所蔵する約1800 点の収蔵品の中から、館を代表する名品を選りすぐり、一堂に展示する特別展「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」を開催します。
同館のコレクションは、横山大観、上村松園、小林古径(こけい)、安田靫彦(ゆきひこ)、奥村土牛(とぎゅう)、加山又造、平山郁夫など、明治から平成までの画壇をリードしてきた名だたる作家たちと直接交流を重ねる中で蒐集された日本画が核となっています。
また、「幻の画家」と呼ばれた日本画家、速水御舟(はやみぎょしゅう)のコレクションは、質・量ともに国内外随一を誇ります。
さらに、収蔵品は日本画だけにとどまらず、琳派や文人画などの江戸絵画、東洲斎写楽や葛飾北斎をはじめとする浮世絵、近代の洋画も含まれています。
今回の特別展では、岩佐又兵衛《官女観菊図》◆、椿椿山(つばきちんざん)《久能山真景図》◆、竹内栖鳳(たけうちせいほう)《班猫》(はんびょう)◆、速水御舟《炎舞》◇《名樹散椿》(めいじゅちりつばき)◆の5 点の重要文化財をはじめ、東山魁夷《満ち来る潮》◇など同館のために特別に制作された作品、切手になったことでも知られる村上華岳《裸婦図》◆、福田平八郎《筍》◇、速水御舟《炎舞》[重要文化財]◇、奥村土牛《醍醐》◇、広尾移転後初の展示となる川合玉堂(かわいぎょくどう)《溪山秋趣》(けいざんしゅうしゅ)◆のような隠れた優品まで約80点をセレクトし、前期と後期で全点を入れ替えて紹介します。
普段はまとまって展示されることのない傑作の数々が一堂に会する貴重な機会です。
註:◆前期展示(11/12~12/25)◇後期展示(1/3~2/5)
展覧会概要
■展覧会名:山種美術館創立45 周年記念特別展 ザ・ベスト・オブ・山種コレクション
■会 期:[前期] 江戸絵画から近代日本画へ 2011 年11 月12 日(土)~12 月25 日(日)
[後期] 戦前から戦後へ 2012 年1 月3 日(火)~2 月5 日(日)
*12/26~1/2 は展示替および年末年始休館
■会 場:山種美術館(〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36)
■主 催:山種美術館、日本経済新聞社
■開館時間:午前10 時から午後5 時(入館は4 時30 分まで)
■休館日 :月曜日(但し、1/9 は開館)、1/10(火)、年末年始(12/26-1/2)
■入館料 :一般1200 円(1000 円)・大高生900 円(800)円・中学生以下無料
※( )内は20 名以上の団体料金および前売料金
※障害者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1 名)は無料
■問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル受付時間:8:00~22:00 年中無休)
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