アート
Posted on 2012-10-29
「操上和美-時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。」東京都写真美術館
2012年9月29日(土)から東京都写真美術館2階展示室で「操上和美-時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。」が開催されています。
操上和美(1936~)は、1970年代から常に新しい感覚を写真、映像に取り込み、活躍し続ける広告写真界の鬼才です。
日産「フェアレディZ」、ソニー「ジャッカル」、サントリー「オールド」、ブリヂストン「レグノ」、NTTデータ通信「ホーキング博士」等のCM や、ロバート・フランク、笠智衆、キース・リチャーズ等のポートレイト、初の映画作品となった「ゼラチンシルバーLOVE」(2009)等、私たちの記憶に残るイメージは枚挙にいとまがありません。
本展覧会では、操上が1970 年代から現在まで自らの作品として撮りためてきた日常のスナップショットから、鮮烈な美意識に貫かれた作家の写真眼に迫ります。
風化した記憶のようなモノクロ写真と強烈な色彩のカラー写真のコントラストが印象的なシリーズ「陽と骨」や、自らの故郷へと旅をする「NORTHERN」等、ライフワークを中心に数万点の中から選ばれた作品を展示します。
展覧会ロビーには、357 点の作品をあえてコピーで制作したポートフォリオ『Diary』(2005)の全作品が見られる特設コーナーも設置されます。
「被写体は愛の対象物だ」と作家はたびたび口にします。愛と時の集積とも言える作品から、その感性の一角に触れるチャンスです。
12月2日まで開催。
<開催概要>
会期 2012年9月29日(土)から12月2日(日)まで
会場 東京都写真美術館 2階展示室
開館時間 10時から18時まで(木・金は20時まで)※入館は閉館の30分前
休館日 毎週月曜日
出品作品数 70 点(写真作品68 点+ポートフォリオ2点)
観覧料 一般700(560)円、学生600(480)円、中高生・65歳以上500(400)円
※( )は20 名以上の団体料金および東京都写真美術館友の会会員割引料金
問い合わせ 電話03(3280)0099
東京都写真美術館 「操上和美-時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。」
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