アート / 歴史

Posted on 2012-11-20
「国宝 興福寺仏頭展」 国宝25点、重要文化財31点が一堂に 東京藝術大学大学美術館で


銅造仏頭(国宝、白鳳時代、興福寺蔵)


Writer:宮川由紀子

2013年9月3日から11月24日まで、東京藝術大学大学美術館で興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」が開催されます。

興福寺・東金堂でかつて本尊だった白鳳文化の象徴、銅造仏頭(国宝)と、その守護神として鎌倉時代に造られた木造十二神将立像(国宝)、浮彫彫刻の最高傑作である板彫十二神将像(国宝)が勢ぞろいします。

銅造仏頭と木造十二神将立像、板彫十二神将像が一堂に会するのは約600年ぶり。木造十二神将立像、浮彫彫刻の最高傑作である板彫十二神将像の各12点が揃って出陳されるのは史上初です。

これら国宝25点に、重要文化財31点も加えた69点が展示されます。最新の三次元立体計測などを駆使して、災害によって失われた銅造仏頭の頭頂部やゆがみなどが復元される試みも明らかにされる予定です。

興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」
会期 2013年9月3日(火)から11月24日(日)まで
開館時間 午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、翌日休館)
会場 東京藝術大学大学美術館
主催 東京藝術大学、法相宗大本山興福寺、日本経済新聞社
※開幕日が当初の9月7日(土)から9月3日(火)に変更になりました。

木造十二神将立像のうち因達羅大将像(国宝、鎌倉時代、興福寺蔵) 因達羅(いんだら)大将は2013年の干支・巳の守護神でもあります。




以下の写真は、2013年10月29日に行われた「“仏頭発見の日” 記念イベント」での会場の様子です。

国宝 銅造仏頭と国宝 木造十二神将立像が並ぶ、3階の展示会場。

「“仏頭発見の日” 記念イベント」では、展示中の仏頭の前で興福寺貫主以下の寺僧による特別法要が営まれた。

国宝 板彫十二神将像は第2展示室で見ることができる。

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「国宝 興福寺仏頭展」の無料招待券を、抽選で5組10名様にプレゼントします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2013年9月15日24時です。

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