アート / 歴史

Posted on 2015-07-10
特別展「徳川の城~天守と御殿~」江戸東京博物館



≪江戸図屏風≫左隻(部分) 国立歴史民俗博物館蔵
【展示期間:8月4日~8月30日】 ※ただし9月1日~9月27日は複製


特別展「徳川の城~天守と御殿~」が、2015年(平成27年)8月4日(火)から9月27日(日)まで、東京・両国の江戸東京博物館で開催されます。

関ヶ原の合戦に勝利し、征夷大将軍となった徳川家康は、全国の統治を強化するため、日本各地の重要な地点に城を築きました。それらの城には、幕府の権威の象徴であった天守や、江戸城の松の廊下や大奥に代表される荘厳な御殿が存在していました。

今回の特別展「徳川の城~天守と御殿~」では、屏風や絵地図、工芸品などの展示に加え、最新技術による映像や模型などを駆使して、「徳川の城」の魅力に迫ります。

展示は「第一章 天下普請」「第二章 塔のような天守」「第三章 荘厳なる御殿」の3エリアで構成されます。

「第一章 天下普請」では、家康たちが作った城の中でも、とりわけ重要であった江戸城をはじめ、駿府城、名古屋城、大坂城、二条城などに関する屏風、城郭図、絵地図などを紹介します。

「第二章 塔のような天守」では、上部に行くに従い塔のように床面積が少なくなり、層を重ねる形状の「層塔型天守」に関する絵画や図面などを集めます。また、静岡県立島田工業高校建築科の生徒たちが卒業制作で作り上げた駿府城の模型を特別展示します。

「第三章 荘厳なる御殿」では、障壁画、彫刻、金工品などで飾られていた、華麗なる御殿の世界を、模型や映像、実際の調度品などを交えて、多角的に紹介します。

さらに、NHKエンタープライズが制作した、高精細CGによる江戸城御殿の映像も上映されます。将軍が政治を執り行った大広間や、忠臣蔵で有名な松の廊下などを、迫力ある画面で見ることができます(展覧会で本映像を上映するのは、今回が初めてです)。

“城好き”だけではなく、日本アートや歴史が好きな人にとっても、見逃せない展覧会です。

特別展「徳川の城~天守と御殿~」
会期
 2015年(平成27年)8月4日(火)から9月27日(日)まで
会場 江戸東京博物館 1階特別展示室
観覧料 特別展専用券一般1350円(1140円/1080円)円、大学・専門学校生1080円(870円/860円)、高校生・中学生[都外]・65歳以上680円(470円/540円)、中学生[都内]・小学生680円(470円/540円) 
※( )内は前売/20人以上の団体料金
常設展も見ることができる特別展・常設展共通券の料金は次のとおり
一般1560円(1240円)、大学・専門学校生1240円(990円)、高校生・中学生[都外]・65歳以上780円(620円) 
※( )内は20人以上の団体料金

≪大坂市街・淀川堤図屏風≫右隻(部分) 大阪城天守閣蔵


京都市指定有形文化財≪朝鮮通信使図屏風≫左隻 狩野益信画 泉涌寺蔵


≪高精細CG 江戸城御殿「大広間」≫




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締め切りは、2015年(平成27年)8月3日24時です。

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