アート

Posted on 2015-11-30
「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」



ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《デカメロン》 1916年 油彩・カンヴァス © Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

2015年(平成27年)12月22日(火)から2016年(平成28年)3月6日(日)まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」が開催されます。

リバプール国立美術館は、リバプール市内および近郊の3美術館などの総称で、ラファエル前派の傑作を有する美術館として世界的に知られています。ロセッティ、ミレイ、ハントらがラファエル前派を結成し活躍した19世紀中頃のリバプールは、造船業やさまざまな工業によって、また工業製品を輸出する英国随一の港町として大変栄えていました。

本展では、リバプール国立美術館の所蔵品から、ラファエル前派及びその継承者たちの油彩・水彩など65点を紹介し、近代における英国美術の英国らしさを「英国の夢」をキーワードに浮き彫りにしていきます。

人気の高いミレイ、ロセッティ、ハントら初期メンバーの作品はもちろん、彼らの精神を引き継いだ継承者たちの素晴らしい作品が一堂に会します。

日本でも人気の高いエドワード・コーリー・バーン=ジョーンズの高さ3mを超える大作《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》や、フレデリック・レイトンの《ペルセウスとアンドロメダ》など、門外不出とされる作品も来日します。

今までまとめて紹介されることのなかったリバプール国立美術館の傑作を見ることができる貴重な機会です。

なお、本展覧会は12月13日まで名古屋市美術館で開催中です。Bunkamura ザ・ミュージアムのあとは、山口県立美術館(2016年3月18日~5月8日)での開催が予定されています。

リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展
開催日時 2015年(平成27年)12月22日(火)から2016年(平成28年)3月6日(日)まで *1/1(金・祝)・1/25(月)休館
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料 一般1500円(1300円)、大学・高校生1000円(800円)、中学・小学生700円(500円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金

〈巡回展情報〉
名古屋市美術館 2015/10/3(土)~12/13(日)
山口県立美術館 2016/3/18(金)~5/8(日) 

フレデリック・レイトン 《ペルセウスとアンドロメダ》 1891年 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museums Liverpool, Walker Art Gallery


ウィリアム・ヘンリー・ハント 《卵のあるツグミの巣とプリムラの籠》 1850-60年頃 水彩、グワッシュ・紙 
© Courtesy National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery


エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ 《スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)》 1891年 水彩、グワッシュ・紙
© Courtesy National Museums Liverpool, Walker Art Gallery

 




■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」招待券プレゼント■■■■


開催を記念して、Bunkamura ザ・ミュージアムで使うことができる「リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2015年(平成27年)12月21日24時です。

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