アート

Posted on 2018-07-14
ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ


フランソワ=レニョー・ニト 《麦の穂のティアラ》1810-11年頃 ゴールド、シルバー、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ © Chaumet / Nils Herrmann 


ロマン主義、ジャポニスム、アール・デコ
2018年(平成30年)6月28日(木)から9月17日(月・祝)まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ」が開催中です。

三菱一号館美術館の高橋明也館長と、ルーヴル美術館の名誉館長・アンリ・ロワレット氏の監修のもと、18世紀後半から現代まで、約240年に及ぶショーメの伝統と歴史を紹介するものです。

ショーメはパリのヴァンドーム広場に軒を連ねるジュエラーの中で、長い歴史を持っています。

ナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとして、装飾芸術の傑作と称される数多くの作品を生み出し、今もなお、伝統を重んじつつ革新性を追求し続けています。

会場ではロマン主義、ジャポニスム、アール・デコといった芸術潮流の中で洗練された、ダイヤモンドのティアラやネックレスといった宝飾品から、未発表のデザイン画や写真まで、約300点が展覧できます。

ナポレオンが贈呈した外交目的のギフトの中で、最も重要とされる、教皇ピウス7世のために注文されたティアラも出品されています。

このティアラは今回の公開にあたり、ショーメがヴァチカンから委託され、修復されました。

このほかにも、雷神をモチーフに取り入れた日本風ブローチなど、19世紀半ばのジャポニスムに着想を得た作品、本展のために特別に制作されたハイジュエリーセットなど、見どころがいっぱいです。

会場内は基本的に撮影できませんが、ティアラのコーナーは撮影OKです。

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ
会期
 2018年(平成30年)6月28日(木)から9月17日(月・祝)まで
会場 三菱一号館美術館
観覧料 一般1700円、高校・大学生1000円、小・中学生500円

アンリ・オーギュスト(金銀細工職人)、マリ=エティエンヌ・ニト、フランソワ=レニョー・ニト 《皇帝ナポレオン1世より贈呈された教皇ピウス7世のティアラ》1804-1805年(後世に数回修正) ゴールド、シルバー、金箔、エメラルド、ラインストーン、真珠、合成石、カットガラス、シルクのヴェルヴェット、ラメ入りのゴールド、金属糸、木、紙 教皇庁聖具室、ローマ © Chaumet / Régis Grman 

ジョゼフ・ショーメ 《雷神、日本風ブローチ》 1900年頃 ゴールド、オパール、ニコロアゲート、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド ショーメ・コレクション、パリ © Chaumet / Nils Herrmann 

ショーメ 《日本に着想を得たネックレス》 2018年 グアッシュ ショーメ・パリ © Chaumet 




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「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ」の開催を記念して、招待券をMedia & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2018年(平成30年)7月29日24時です。

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