アート

Posted on 2019-08-07
「ゴッホ展」 ハーグ派と印象派からゴッホの画業を捉える



フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》 1889年6月 油彩・カンヴァス 93.4×74cm メトロポリタン美術館 Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY 


オランダ・ハーグ美術館館長の監修により10カ国・地域、25カ所の所蔵先から作品が一堂に
令和元年(2019年)10月11日(金)から2020年(令和2年)1月13日(月・祝)まで東京の上野の森美術館で「ゴッホ展」が開催されます。

強烈な色彩で人々を魅了し続けるフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90)は、37年という短い人生のうち、画家として活動したのはわずか10年間に過ぎません。その短い画業にもかかわらず、唯一無二の表現を獲得した背景には「ハーグ派」と「印象派」という大きな2つの出会いがありました。

今回のゴッホ展では、この「ハーグ派」と「印象派」という2つのアプローチから、ゴッホの画業を深く捉えようとする内容です。

監修にあたるのは、ゴッホおよびハーグ派の重要なコレクションを所蔵しているオランダ・ハーグ美術館館長のベンノ・ペンテル氏。ハーグ美術館の所蔵作品はもとより、イスラエルやスイス、モナコ公国など、10カ国・地域25カ所の所蔵先から、作品が一堂に集まります。

構成は次の通りです。

第1部 ハーグ派に導かれて
第2部 印象派に学ぶ

約40点のゴッホ作品に加え、マウフェやセザンヌ、モネなど「ハーグ派」と「印象派」を代表する巨匠たちの作品約30点を、ゴッホが手紙の中で語った言葉を交えながら、ゴッホが独自の画風にたどり着くまでの過程を紹介します。

7年ぶりの来日となる《糸杉》をはじめ、《麦畑》《オリーブを摘む人々》など、晩年のゴッホが重要なテーマとして挑み続けたモチーフの作品が展示されます。

ゴッホが手がけた数多くの静物画の中でも「最も美しい作品のひとつ」と称される《薔薇》も見どころのひとつです。

記録で確認される限り日本初公開となる《パリの屋根》など、これまで日本で紹介される機会が少なかった貴重な作品も紹介されます。

ゴッホとハーグ派
27歳で画家として生きることを決意したゴッホをまず導いたのが、ハーグ派です。農村生活を静謐な筆致で描いた彼らから、ゴッホは画家としての基礎を学びました。

これまでゴッホとの関わりの中で焦点を当てられる機会が少なかったハーグ派ですが、ゴッホの画業の中でとても重要な役割を果たしました。その後ゴッホはパリに出て印象派と出会い躍動する色彩の虜となりました。

ハーグ美術館
オランダ南西部の行政都市・ハーグに1866年に設立されたオランダ最大級の美術館。モンドリアン、ピカソ、モネなど近現代美術のほか、装飾芸術、ファッション、楽器など多岐にわたるコレクション約16万点を所蔵。

ゴッホ展
会期
 2019年(令和元年)10月11日(金)から2020年(令和2年)1月13日(月・祝)まで
開館時間 9時30分~18時(金曜、土曜は20時まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日 12月31日(火)、1月1日(水)
会場 上野の森美術館
入場料 一般1800円(1600円)、大学・専門学校・高校生1600円(1400円)、中学・小学生1000円(800円)
※( )内は前売券および20人以上の団体割引料金

〈巡回情報〉 
会期
 2020年(令和2年)1月25日(土)から3月29日(日)まで
会場 兵庫県立美術館

フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦の頭部》 1885年4月 油彩・カンヴァス 46.4×35.3cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland, photography by A Reeve 

フィンセント・ファン・ゴッホ 《ジャガイモを食べる人々》 1885年4-5月 リトグラフ、インク・紙 26.4×32.1cm ハーグ美術館
© Kunstmuseum Den Haag 

アントン・マウフェ 《4頭の牽引馬》 制作年不詳 油彩・板 19.5×32cm ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag 

フィンセント・ファン・ゴッホ 《タンギー爺さんの肖像》 1886-87年冬 油彩・カンヴァス 45.5×34cm ニュ・カールスベア美術館 © Ny Carlsberg Glyptotek, Copenhagen Photo: Ole Haupt 

フィンセント・ファン・ゴッホ 《麦畑》 1888年6月 油彩・カンヴァス 50×61cm P. & N. デ・ブール財団
© P. & N. de Boer Foundation 




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「ゴッホ展」の開催を記念して、M&Cの読者の中から上野の森美術館で使用できる5組10名様に招待券をプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2019年10月10日24時です。

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