アート
Posted on 2019-12-27
カラヴァッジョ《キリストの埋葬》来日 ローマ教皇から日本への贈り物
ローマ・カトリック教会の改革運動など、革新的な表現が生まれた背景を説明
カラヴァッジョ(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ、1571~1610)の最高傑作のひとつであり、バチカン美術館を代表する名作《キリストの埋葬》(1603~04)が令和2年(2020年)秋、東京にやってきます。
同作品が公開されるのは「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展(仮称)」で、令和2年(2020年)10月21日(水)から11月30日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で開催されます。
令和元年(2019年)秋に来日したローマ教皇からの、日本への贈り物として実現する展覧会です。
大画面の映像やパネルによって作品の理解を深めるほか、同時代の版画によって、この作品が描かれた歴史的な背景が説明されます。
ローマ・カトリック教会の改革運動があり、その結果としてカラヴァッジョのような革新的な表現が生まれ、それを嚆矢としてバロックと呼ばれる美術が成熟することになりました。
バチカン図書館が所蔵する、同時代に日本各地の信徒集団がローマ教皇へ送った書状もあわせて展示されます。
カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展(仮称)
会期 令和2年(2020年)10月21日(水)から11月30日(月)まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
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