アート

Posted on 2020-01-15
【展覧会レビュー】「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」



ソール・ライター 《薄紅色の傘》 1950年代、発色現像方式印画
ⒸSaul Leiter Foundation 


作品、アーカイブを通して創作の秘密に迫る
写真家ソール・ライター(1923(大正12)年~2013(平成25)年)は、1950年代からニューヨークでファッション・フォトグラファーとして活躍しましたが、1980年代に商業写真の世界から退きます。

表舞台から姿を消した彼を呼び戻したのは、2006年にドイツのシュタイデル社から出版された「Early Color」でした。

この写真集は大きな反響を呼び、すでに80歳を過ぎていたソール・ライターにとって、写真界における実質的な第2のデビューとなりました。

2013年、89歳でソール・ライターはこの世を去りますが、彼のアトリエ兼住居には、膨大な作品が未整理のまま残されていました。

2014年、ソール・ライター財団が、生前から彼のアシスタントとして働いていたマーギット・アーブ氏を代表にして設立。現在、同財団は自分たちの大きな使命のひとつとして、ソール・ライター作品の全アーカイブ化に取り組んでいます。

ソール・ライターの作品は、カラー写真の作品だけでも8万点に及ぶと言われています。そのほか、絵画(ソール・ライターは絵も描きました)や資料もあり、「発掘作業」は現在進行形で続けられています。

日本では2017年に、Bunkamura ザ・ミュージアムで国内初となるソール・ライターの回顧展が開催されました。今回は2回目の回顧展となります。

前回の展覧会以降に発掘された未整理資料の中から、写真やスライド、絵画など多くの作品を選び出し、彼の生涯のアーカイブを通して、創作の秘密に迫ります。
 
  
ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター
会期
 令和2年(2020年)1月9日(木)から3月8日(日)まで
休館日 1月21日(火)、2月18日(火)
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料 一般1500円(1300円)、大学・高校生1000円(800円)、中学・小学生700円(500円)
※(  )内は20人以上の団体料金
HP https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル) 
 

ソール・ライター 《帽子》 1960年頃、発色現像方式印画
ⒸSaul Leiter Foundation 


 

ソール・ライター 《『Harper’s BAZAAR』》 1959年2月号、発色現像方式印画
ⒸSaul Leiter Foundation 


 

ソール・ライター 《バス》 2004年頃、発色現像方式印画 ⒸSaul Leiter Foundation 


 
以下は1月8日に行われたプレス内覧会で撮影した会場のようすです。
 

 


 

 


 

 


 

 


  




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