アート / コラム

Posted on 2020-08-10
【アート鑑賞】イアサント・リゴーの工房《聖別式の正装のルイ14世》





皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日もアートの名作を皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!

今回の作品は、イアサント・リゴーの工房《聖別式の正装のルイ14世》です。

ルイ14世の代表的な肖像画のひとつです。

イアサント・リゴーは、ロココ美術初期を代表する、フランスの画家。

荘厳で優雅な作風に定評がありました。

顧客には、王族貴族、銀行家、財をなした大商人などがいました。

肖像画家として有名で、顧客の好みを正確に表現できたと言われています。

1659年に、カタルーニャのペルピニャンで誕生。

この年、ピレネー条約が締結され、長く続いたフランスとスペイン間の戦争が終結しました。

日本では、江戸城の本丸が完成しています。

1743年にパリで亡くなりました。

1709年には、故郷ペルピニャンの貴族になっています。

ルーブル美術館が所蔵する本作品は、リゴーの代表作です。

18世紀前半の王侯肖像画の典型となりました。

戴冠式に際し、フルール・ド・リスと呼ばれる百合の花をかたどった大礼服を身にまとっています。

腰には黄金の剣が下げられ、正面を向いています。

自信ある立ち姿は、堂々としていながらも華々しく荘厳な雰囲気です。

ルイ十四世はこの作品を大変気に入り、手元に残したとされています。

今回の記事が、皆様のアート鑑賞の参考になるところがあれば幸いです!

これからも、アート作品をたくさん鑑賞してまいりましょう!

 
 
  




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