アート

Posted on 2018-02-14
「特別展 狩野芳崖と四天王 -近代日本画、もうひとつの水脈-」知られざる四天王の人と画業を紹介


狩野芳崖 仁王捉鬼図 明治19年(1886年) 東京国立近代美術館蔵 


「芳崖四天王」に注目した初めての展覧会
2018年(平成30年)9月15日(土)から10月28日(日)まで、東京・六本木の泉屋博古館分館で「特別展 狩野芳崖と四天王 -近代日本画、もうひとつの水脈-」が開催されます。

“近代日本画の父”と称される狩野芳崖には岡倉秋水、岡不崩、高屋肖哲、本多天城の4人の高弟がいました。

彼らは芳崖の最晩年に師事し、また芳崖の絶筆「悲母観音図」の制作を間近で目撃しています。

そんな彼らは開校間もない東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)において、同期生たちから「芳崖四天王」と称され、一目置かれる存在であったと伝えられています。

本展は「芳崖四天王」に注目した初めての展覧会で、芳崖の創った近代日本画の水脈を辿り、その魅力あふれる作品を一望できるものです。

多数の新出作品から、知られざる四天王の人と画業が紹介されます。

また師・芳崖を中心に、狩野派の最後を飾る画家たちの作品や、四天王と同じ時代を生き、岡倉覚三(天心)とともに日本画の革新に挑んだ横山大観、下村観山、菱田春草ら日本美術院の作品を一堂に会します。

特別展 狩野芳崖と四天王 -近代日本画、もうひとつの水脈-
会期
 2018年(平成30年)9月15日(土)から10月28日(日)まで
会場 泉屋博古館分館
入館料 一般800円、学生(高・大学生)600円、中学生以下無料




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