アート

Posted on 2015-06-12
「唐画(からえ)もん-武禅に閬苑、若冲も」 千葉と大阪で開催



「唐画(からえ)もん-武禅に閬苑、若冲も」が、2015年秋から年末にかけて、千葉と大阪で開催されます。

江戸時代中期の大阪で活躍した絵師、墨江武禅(すみのえぶぜん)や林閬苑(はやしろうえん)は、当時流行であった中国絵画を学んだ「唐絵師(からえし)」として、大変人気がありました。

もともと船頭だった武禅(1734~1807)は、大阪の浮世絵月岡雪鼎(つきおかせってい)に学びました。その一方で中国絵画にも関心を寄せ、光を意識した幻想的な作品などを残しています。

閬苑(生没年不詳、1770~から1780年頃に活動)は、文人画の大家、池大雅の弟子福原五岳(ふくはらごがく)について絵を学びました。同時に多くの中国絵画を見て、創作に役立てたといいます。

華麗な花鳥画だけではなく、荒々しく奇怪な表現の水墨画など、多様な作品を描きました。

今回の展覧会では、武禅と閬苑のふたりに焦点を当てるとともに、同時代の大阪や京都で活躍した個性派の絵師、伊藤若沖(いとうじゃくちゅう)たちも紹介します。

「唐画(からえ)もん-武禅に閬苑、若冲も」
[千葉]
会期
 2015年(平成27年)9月8日(火)~10月18日(日)
会場 千葉市美術館
[大阪]
会期
 2015年(平成27年)10月31日(土)~12月13日(日)
会場 大阪歴史博物館




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