アート

Posted on 2015-07-30
「【特別展】琳派400年記念 琳派と秋の彩り」 山種美術館



伝 俵屋宗達 《槙楓図》 17 世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館


琳派の祖と言われる本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が京都の洛北の鷹峯(たかがみね)に“芸術村”を開いてから、今年で400年を迎えます。これを記念して山種美術館では2015年(平成27年)9月1日(火)から10月25日(日)まで、琳派と琳派に連なる美意識に着目した特別展「琳派400年記念 琳派と秋の彩り」を開催します。

俵屋宗達(たわらやそうたつ)や本阿弥光悦が創出した美の系譜は、江戸時代を通じて脈々と受け継がれ、明治以降の日本画家にも多くの影響を与え続けています。

今回の展覧会では宗達をはじめとする琳派の作品27点を展示します。宗達の絵、光悦の書による《鹿下絵新古今集和歌巻断簡(しかしたえしんこきんしゅうわかかんだんかん)》、尾形乾山(おがたけんざん)《定家詠十二ヶ月花鳥図(ていかえいじゅうにかげつかちょうず)(二月)》、酒井抱一《秋草鶉図(あきくさうずらず)》[重要美術品]など見所満載です。

また、近代や現代の画家たちが琳派に学んだ軌跡も紹介します。福田平八郎(ふくだへいはちろう)《彩秋(さいしゅう)》や、山口蓬春(やまぐちほうしゅん)《新宮殿杉戸楓4分の1下絵》の装飾性、菱田春草(ひしだしゅんそう)《月四題》や小林古径(こばやしこけい)《狗(いぬ)》における「たらし込み」の技法など、日本画の中に生きる琳派の特徴を見ることができます。

会場では、琳派と近代・現代の日本画の中に表現された“日本の秋の風情”を堪能できることでしょう。

特別展「琳派400年記念 琳派と秋の彩り」
会期
 2015年(平成27年)9月1日(火)から10月25日(日)まで
会場 山種美術館
入館料 一般1200円(1000円) 大高生900円(800円) 中学生以下無料
※( )内は前売および20人以上の団体料金
[お得な割引サービス] きもの割引:会期中、きもので来館の場合、団体割引料金
問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600

酒井抱一 《秋草鶉図》【重要美術品】 19 世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色
山種美術館


小林古径 《狗》 1949(昭和24)年頃 紙本・彩色


奥田元宋 《奥入瀬(秋)》 1983(昭和58)年 紙本・彩色 山種美術館




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締め切りは、2015年(平成27年)8月31日24時です。

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