アート

Posted on 2019-03-07
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」人気美術館のコレクション展


フィンセント・ファン・ゴッホ 《ひまわり》 1888年、カンヴァスに油彩、92.1×73cm 
©The National Gallery, London. Bought, Courtauld Fund, 1924 


西洋絵画の傑作約60点が一堂に! ゴッホの《ひまわり》が日本初公開
2020年3月より東京・上野の国立西洋美術館で、また同年7月より大阪・中之島の国立国際美術館で、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が開催されます。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーの所蔵作品展が館外で開催されるのはこれが初めてです。

会場には、同館が所蔵する、ルネサンスから19世紀末までの幅広い時代とジャンルに及ぶ西洋絵画の傑作約60点が一堂に公開されます。

英国とヨーロッパ大陸の美術における相互関係、および英国における大陸の美術の収集という観点に基づき、英国で築かれた汎ヨーロッパ的なコレクションとしての同館の特質に光を当てる内容が予定されています。

見どころは、同館最大の目玉作品であり、日本初公開される、ゴッホの《ひまわり》です。

ゴッホの代表作として世界中で愛されている傑作《ひまわり》は、1888年から89年にかけて描かれたものです。

ゴッホは南フランスのアルルで花瓶に生けたひまわりの絵を7点描きました。

ロンドンのヴァージョンはそのうちの4点目にあたり、共同生活を送る予定だった畏友ポール・ゴーガンの寝室を飾る目的で描かれたものです。

ゴーガンの寝室には2点のひまわりが飾られましたが、彼はロンドンのヴァージョンを最も好んでいたとされています。

ひまわりの花は、ゴッホの夢であった共同生活に対する忠誠を象徴していたとも考えられます。

本ヴァージョンは、多様なトーンと筆致で描き分けられた黄色の美しい調和が際立つ作品で、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京)所蔵の《ひまわり》も本作品を元に制作されています。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー
1824年に国家制定法によって設立された、世界有数の美術館です。

国家が保有する13世紀後半から20世紀初頭までの西洋美術コレクションを収蔵し、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ターナー、レンブラント、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ルノワール、モネ、ルーベンス、ベラスケス、ファンダイク、ティツィアーノ、ベッリーニなどの作品を含む所蔵作品2300点の約半数が常設展示されています。

コレクションの充実と保全、そして来館者がいつでもコレクションを楽しめることに努めている美術館です。

年間の来場者数500万人超は、世界の美術館・博物館のトップ5に入ります。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
東京展
会場
 国立西洋美術館
会期 2020年3月3日(火)から6月14日(日)まで

大阪展
会場
 国立国際美術館
会期 2020年7月7日(火)から10月18日(日)まで

ロンドン・ナショナル・ギャラリー外観 Photo: Phil Sayer 

ロンドン・ナショナル・ギャラリー内観 ©The National Gallery, London 




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