アート / 歴史

Posted on 2020-02-07
台風で浸水被害 川崎市市民ミュージアム 収蔵品レスキュー状況




 
収蔵品は令和元年度中を目途に搬出する計画
川崎市市民ミュージアムは、2019年(令和元年)の台風第19号により、地階に設置された収蔵庫が浸水し、建物や設備のみならず、収蔵品にも大きな被害が発生しました。

現在、令和元年度中を一定の目途として、浸水した収蔵品については、地階から搬出すべく取り組みを進めていきます。レスキューの様子を紹介します。(令和2年1月25日現在。写真はすべて川崎市提供)

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民俗関係(農具や生活用具など)を収蔵する第1収蔵庫。搬出のための経路を確保するため、通路部分にあった資料などを整理し、1月14日から搬出を開始しました。

 

県及び市の指定文化財や古文書などを収蔵する第3収蔵庫。搬出を実施中。床に一部紙類が溶け、流れました。搬出した古文書は冷凍コンテナに保管。11月上旬から搬出しています。

 

絵画や借用作品などを収蔵している第5収蔵庫は、すべての収蔵品の搬出が完了しました。

 

マンガ(雑誌)などを収蔵する第6収蔵庫。棚の破損による危険性を考慮し未着手でしたが、1月中旬から搬出を開始しました。

 

エタノールによる洗浄の様子です。

 


  
 




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