アート

Posted on 2020-03-09
書道博物館 企画展「敦煌(とんこう)写本の世界」



 


敦煌莫高窟から発見された5~10世紀の写経・文書類
書道博物館(東京・鶯谷)で、企画展「敦煌写本の世界-蔵経洞のたからもの-」が2020年(令和2年)3月17日~6月14日の会期で開催されます。

敦煌(とんこう)写本とは、敦煌莫高窟(ばっこうくつ)にある蔵経洞(ぞうきょうどう)から発見された、5~10世紀の写経や文書類のことです。

発見されたのは1900年。それ以前においては、古代中国書道史は主に拓本や模本などをもとに研究されてきました。

敦煌写本の発見によって、肉筆による書体の変遷がつぶさに観察できるようになったのです。古代中国書道史を考察するうえで、重要なできごとでした。

2020年は、敦煌写本が発見されて120年目にあたります。

今回の展覧会では、敦煌出土品を中心に、貴重な写本を同館コレクション(中村不折コレクション)から紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会内容が変更となりました。
・開幕日は3月13日でしたが、3月17日からの開催となります。
・関連イベント(ギャラリートーク、ワークショップ)は中止となりました。
 
 
   




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