アート

Posted on 2020-08-04
「開館10周年・リニューアルオープン記念 森本草介展・第3 回ホキ美術館大賞展」



森本草介 《午後のくつろぎ》 2008年 ホキ美術館 


日本の写実絵画を牽引した第一人者、森本草介
ホキ美術館(千葉市)で、日本を代表する写実画家、森本草介の展覧会が開催されています。

ホキ美術館は2010年11月に設立された写実絵画の専門美術館。創設者、保木将夫氏が森本草介の作品と出会い感銘を受け、日本の写実絵画の収集を始めたことが、美術館設立のきっかけでした。

現在開催されている「ホキ美術館10周年リニューアルオープン記念 森本草介展」には、同館所蔵の森本草介コレクションから34点が展示されています。

ホキ美術館は2019年、台風による浸水被害のため、やむなく長期休館。

建物だけでなく、収蔵作品にも被害がおよびました。

復旧作業を終えて、8月1日再オープンしました。

森本草介は昭和12年(1937年)、日本統治時代の朝鮮に生まれました。

東京藝術大学を卒業。昭和54年(1979年)以降、裸婦や着衣女性の作品を数多く手掛けました。

平成27年(2015年)に亡くなりました。享年七十八。

今回、展示されている作品は、若い女性像を中心に、風景画、静物画で構成。

どのモチーフも、独自の穏やかで優しい筆致で描かれています。

写実絵画の第一人者の作品が堪能できる貴重な機会です。

ホキ美術館大賞入選作を展示
「第3回ホキ美術館大賞」の入選作品21点も紹介されています。

同大賞は、40歳以下の新人作家が対象。今回は、全国から93作品の応募がありました。

これからの写実絵画界を担う作家たちの作品が一堂に見られます。

写実絵画を購入できるチャンス!
13人の人気作家の書き下ろし写実絵画を展示販売する「Small Collection; by Gallery Suchi」も開催開催。

近年、人気が高まっている写実絵画を購入できるチャンスです。

希望者が複数となった場合は、抽選での購入となります。

 
開館10周年・リニューアルオープン記念
森本草介展
第3回ホキ美術館大賞展
会期
 2020年(令和2年)8月1日(土)から11月16日(月)まで
休館日 火曜日
会場 ホキ美術館
入館料 一般1830円、高校生・大学生・65歳以上1320円、中学生910円、小学生以下無料(大人1人につき小学生2人まで)
※あらかじめWebまたは電話で予約する日時指定予約制です。詳細は美術展HPの「ご来館日時指定予約のご案内」(https://www.hoki-museum.jp/reservation/index.html)でご確認ください。 
 
 

森本草介 《田園》 2001年 ホキ美術館


 

森本草介 《果物たちの宴》 2001年 ホキ美術館 


 

中西優多朗 《次の音》 2019年 ホキ美術館 第3回ホキ美術館大賞受賞作 

  

  
以下の写真は、7月30日に行われたプレス内覧会のもようです。

 


  

 


  

 


  

 


  

  




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