アート / コラム

Posted on 2020-08-21
【アート鑑賞】 ポール・ゴーギャン 《マタモエ、孔雀のいる風景》




 
皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日もアートの名作を皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!

今回の作品はポール・ゴーギャン 《マタモエ、孔雀のいる風景》です。

ゴーギャンが画家として活動し始めたのは、意外にも30代なかばからです。

それまでは、株式仲買人として、また絵画取引のビジネスでも成功し、仕事に余暇に絵画を描いていました

しかし、株式大暴落をきっかけに収入が激減。

経済的困窮のなか、画家としての道を選びます。

画家活動の初期は、日常を描いた作品が多かったのですが、経験を重ね、住む場所を変えるにつれて、作品の雰囲気も、描く対象も大きく変わっていきました。

1891年、タヒチへ赴きます。ゴーギャンの傑作の多くは、この時期以降に描かれたものです。

ゴーギャンは、タヒチでの体験をもとにした、自伝的随想とも、紀行文ともいえる「ノアノア」という文章を書いています。

当初は、ゴーギャンの体験が書かれていると考えられていましたが、その後、研究によって彼の空想も混じっていることが分かりました。

プーシキン美術館にコレクションされているこの《マタモエ、孔雀のいる風景》は、タヒチの体験と、ノアノアの世界観が織り交ざった神秘的な雰囲気すら感じます。

「マタモエ」とは、英語でもフランス語でもなく、研究者の間でもはっきりしないようですが、「死」を意味するのではないかといわれています。

これからも、アート作品をたくさん鑑賞してまいりましょう!
 
 
  




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