アート / コラム

Posted on 2020-08-23
【アート鑑賞】 ルノワール 《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》




 
皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日もアートの名作を皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!

今回の作品はルノワール 《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》です。

フランス印象派のコレクションで有名な、モスクワのプーシキン美術館に所蔵されています。

1876年(明治9年)に制作されました。

ムーラン・ド・ラ・ギャレットは、パリ市街を一望できるモンマルトルの丘に実在したダンスホールです。(現在も施設の形状を変えて営業しています)

ホールと呼ばれていますが、屋内施設ではなく、屋外で音楽を聴いたり踊ったりできるダンス場でした。

作品は、5人の男女がダンスホールの木陰にあるテーブルを囲んで、楽しそうに語らう様子が描かれています。

描かれている5人は、ルノワールの仲間たちです。

作品の裏面に彼らの名前が書かれていて、それによると、左の立ち姿の女性は、ルノワールのモデル、ニニ、その横の髭の男性がモネ、そのうしろに立っているのが画家のフラン=ラミ、その右に座っている男性は画家のフレデリック・サミュエル・コルデーです。

親しい仲間たちが集った、親密で幸せな雰囲気が伝わってきます。

如何でしたでしょうか? これからも素敵な作品をごいっしょに鑑賞して参りましょう!
 
 
  




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