アート / コラム
Posted on 2020-10-06
【アート鑑賞】クロード・モネ《積みわら、夏の終わり》
今回の作品はクロード・モネ《積みわら、夏の終わり》です。
1891年(明治二十四年)の作品。シカゴ美術館に所蔵。
「積みわら」は、収穫シーズンの後、畑にある干し草の塊を描いた一連の作品タイトルです。
全部で25作品あり、1890年の夏の終わりから1891年の春の間に描かれました。
テーマは同じですが、それぞれに異なる時間や季節、天候、光を表現。
この《積みわら、夏の終わり》は、青々とした背景の描写から夏に描かれたことが分かります。
明るい日差しの中にも長い影が積みわらから伸びており、秋の訪れを予感させています。
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