アート

Posted on 2021-03-12
世界最高峰モネ・コレクションのオルセー美術館所蔵作品を中心に構成「クロード・モネ -風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画」



クロード・モネ《睡蓮の池、緑のハーモニー》 1899年 油彩・カンヴァス オルセー美術館蔵 Photo © RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / Stéphane Maréchalle /distributed by AMF 


※会期が変更になりました。
モネの画業の重要な時代と場所を丁寧にたどる
アーティゾン美術館で「クロード・モネ -風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画」が、2021年(令和三年)10月2日(土)から2022年(令和四年)1月10日(月・祝)まで開催されます。

印象派の画家クロード・モネ(1840(天保十一)年~1926(大正十五・昭和元)年)は、自然の中の外光の美しさに魅了され、その探求と表現方法の追求に生涯を捧げ、風景画を革新したことが知られます。

モネが生み出した風景画は、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆し、新しい時代の世界観とその詩情を伝達する手段を創造するものでした。

本展では、モネの画業の重要な時代と場所(ル・アーヴル時代、アルジャントゥイユ時代、ヴェトゥイユ時代、1880年代の旅の時代、ジヴェルニー時代)を、それぞれを丁寧にたどります。

モネが各々の時代に、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題をイメージに込めたのかを丹念に探り、画業の終盤に手がけた睡蓮の連作へといたる過程をなぞることで、個々の作品が連続性のなかで発展していることを示します。

また、モネの画業に重大な影響を与えた同時代の画家たち、あるいは新しい表現方法としての写真作品、西洋の文脈とは全く異なる質を持つ浮世絵などの日本美術、さらには水辺の情景を視覚化したエミール・ガレらによるアール・ヌーヴォーの工芸作品も展示します。

監修は、オルセー美術館主席学芸員・学芸部長のシルヴィー・パトリ氏です。

世界最高峰のモネ・コレクションを有するオルセー美術館の作品を中心に、国内の作品と合わせて構成し、風景画家モネに迫ります。

※本展は2020年初夏からの開幕予定でしたが、会期を改めて開催するものです。
 
  
クロード・モネ -風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画
会期 2021年(令和三年)10月2日(土)から2022年(令和四年)1月10日(月・祝)まで
休館日 10月4日(月)、10月18日(月)、11月1日(月)、11月15日(月)、12月6日(月)、12月20日(月)、12月28日(火)~1月3日(月)
会場 アーティゾン美術館5、4階展示室(6階、5階展示室から変更になりました)
同時開催 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」-森村泰昌 ワタシガタリの神話(6階展示室)
※都合により変更になる場合があります。
最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
公式サイト https://www.artizon.museum/ 
  
 

クロード・モネ《かささぎ》 1868~69年 油彩・カンヴァス オルセー美術館蔵
Photo © RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / Adrien Didierjean /distributed by AMF 

クロード・モネ《トルーヴィル、ロシュ・ノワールのホテル》 1870年 油彩・カンヴァス オルセー美術館蔵 Photo © RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / Hervé Lewandowski /distributed by AMF 


 

クロード・モネ《サン=ラザール駅》 1877年 油彩・カンヴァス オルセー美術館蔵
Photo © RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / Benoît Touchard /distributed by AMF 


 

クロード・モネ《エプト川のポプラ並木、風の日》 1891年 油彩・カンヴァス オルセー美術館蔵
Photo © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt /distributed by AMF 


 
     




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