アート

Posted on 2021-04-29
「マン・レイと女性たち」 親密で詩的で機知に富んだ創作の世界



《眠る女(ソラリゼーション)》  1929年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 


時間軸を経糸、女性たちを緯糸に構成
20世紀を代表する万能の芸術家マン・レイ。東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「マン・レイと女性たち」と題された展覧会が、2021年(令和三年)7月13日(火)から9月6日(月)まで開催されます。

彼の人生には多くの女性が登場します。彼は親しい女性たちをモデルにし、写真では、ときに優しく甘美で、ときに強く自立的で、ときには神々しいまでに美しい女性像を生み出しました。

今回の展覧会では、さまざまな愛と別れ、知的な発見や考察、冒険や遊びを体験していく時間軸を経(たて)糸にし、その時々のミューズとなった女性たちを緯(よこ)糸にして、親密で詩的で機知に富んだ創作の世界をくりひろげたこの芸術家を、総点数250を上回る選りすぐりの作品で振り返ります。
 
 
マン・レイ
1890年(明治二十三年)、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。

画家を志し、ニューヨークで既存の価値の破壊をめざすダダイストを名のり、芸術活動を開始する。

1921年にパリ・モンパルナスへ。シュルレアリストたち、社交界の人々と交友し、前衛作家としての活動のかたわら、時流に先んじた肖像・ファッション写真家として活躍する。

レイヨグラフ、ソラリゼーションなどの写真技法を初めて本格的にとり入れた。

第二次大戦中はアメリカへ戻ったが、再びパリへ。画家・オブジェ作家としての名声もやがて確立した。
 
 
構成内容
マン・レイの生涯を4つの時代に分け、20世紀のさまざまな芸術潮流とファッションを追いながら、その時々に登場する女性たちに焦点を当てていきます。

I章 ニューヨーク New York 1890-1921
1 セルフポートレート Self-Portrait
2 ダダ時代の作品 Works in the Age of Dada

II章 パリ Paris 1921-1940
3 ダダ・シュルレアリスム Dada and Surrealism
4 シュルレアリストたちの肖像 Portraits of Surrealists
5 キキ・ド・モンパルナス Kiki de Montparnasse
6 リー・ミラー Lee Miller
7 社交界・芸術界・モンパルナス Parisien Social and Artistic Circles in Montparnasse
8 ファッションと写真 Fashion and Photograph
9 裸体からマネキン人形まで From Nude to Mannequin
10 女性たちとシュルレアリスム Women and Surrealism
11 マン・レイの「自由な手」 Man Ray’s “Free Hands”
12 アディ・フィドラン Ady Fidelin

III章 ハリウッド Hollywood 1940-1951
13 ジュリエット・ブラウナー Juliet Browner
14 アートの新天地 New World of Man Ray’s Art

IV章 パリふたたび Return to Paris 1951-1976
15 アートのなかの女性像 Women Figures through Artwork
16 新しいジュエリーとモード Novel Jewelry and Mode
17 マン・レイとは誰だったか? Look Back : Who was Man Ray?
 
 
マン・レイと女性たち
会期 2021年(令和3年)7月13日(火)から9月6日(月)まで ※7/20(火)のみ休館
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料 一般1700円、大・高校生800円、中・小学生500円、前売は一般のみ1500円
公式サイト www.bunkamura.co.jp 
 
 

《アングルのヴァイオリン》 1924年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 

 
    

《リー・ミラー》 1930年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 

 
 

《ジュリエット》(作品集『ジュリエットの50の顔』より) 1943年 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ)コンタクトシート 個人蔵/ Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris/ © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 

 
 

《エロティックにヴェールをまとう(メレット・オッペンハイム)》 1933年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 

 
 

《上半身のカット、クリードのブラウス》 1936年 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 

 
 

《マン・レイ作のマネキン人形》 1938年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 / Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 


 

《カメラをもつセルフポートレート(ソラリゼーション)》1932-35年頃 ゼラチン・シルバー・プリント(ヴィンテージ) 個人蔵 / Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris / © MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 


 
   
     




1+
Tags:,
Posted in アート | Comments Closed

Related Posts