アート

Posted on 2021-04-26
“現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ” テオ・ヤンセンの展覧会



《アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ》 2013年 アウルム期 ©Theo Jansen 


巨大生命体「ストランドビースト」を紹介
2021年(令和三年)2021年(令和三年)4月24日(土)から6月22日(火)まで、山梨県立美術館で特別展「テオ・ヤンセン展」が開催中です。

オランダ出身のテオ・ヤンセンは、大学で物理学を学んだ後、画家に転向し、その後1990年より「ストランドビースト」(オランダ語で「砂浜の生命体」)の制作を開始しました。

ストランドビーストは、プラスチックのパイプを素材に、物理学による計算にもとづいて形作られた、風力で歩く“生命体”です。

風に吹かれながら、パイプでできたからだをスムーズに動かす様子は、まるで生きているかようです。

ヤンセンはストランドビーストに改良を加え続け、これまで数十体のストランドビーストを制作してきました。

ヤンセンは「最終的にはひとりで生きられる動物をつくりたい」「わたしがこの惑星を去るまでに、この動物が新種として生きられるようにしたい」と言います。 

私たちはストランドビーストから、生物の進化、自然との共生、芸術と科学の融合など、様々なことを感じることができるでしょう。

今回の展覧会では、ストランドビーストの実物展示を中心に、各パーツの紹介、模型や映像の展示に加え、実際に展示室内で作品を動かす「リ・アニメーション」を実施します。

入場は事前予約制です。
 
 
テオ・ヤンセン展
会期 2021年(令和3年)4月24日(土)から6月22日(火)まで
会場 山梨県立美術館 特別展示室
休館日 月曜日(5月3日、6月21日は開館)、5月6日(木)
観覧料 一般1000円(840円)、大学生500円(420円)
※( )内は20人以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
※県内65歳以上は無料(健康保険証等持参)
※障害者手帳を持参の方、およびその介護者は無料

※事前予約制 
下記の展覧会公式サイトから予約してください(外部予約サイトにて先着順受付)。
予約はこちらから 
 
 

《アニマリス・ペルシピエーレ・プリムス》 2006年 セレブラム期 ©Theo Jansen 


 

《アニマリス・ウミナミ》 2017年 ブルハム期 ©Theo Jansen 


 

《アニマリス・オムニア・セグンダ》 2018年 ブルハム期 ©Theo Jansen 


 

テオ・ヤンセン氏 

 
    
 
     




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