アート

Posted on 2022-02-16
【REVIEW】ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展



《窓辺で手紙を読む女》(修復後)
ヨハネス・フェルメール 1657-59年頃 油彩、カンヴァス 

 
17世紀オランダ絵画 珠玉の名品を一堂に
東京・上野公園の東京都美術館で、2022年(令和四年)2月10日(木)から4月3日(日)まで「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催中です。

ドレスデン国立古典絵画館は、16世紀後半のザクセン選帝侯の美術品収集室を起源とする、世界有数の西洋絵画コレクションを誇る美術館です。

今回の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」では、フェルメールと同時代に活躍した巨匠レンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点を展示します。

目玉は、フェルメールが描いた姿に修復された《窓辺で手紙を読む女》。同作品は彼の初期の傑作といわれていますが、背景にキューピッドの画中画が描かれていることが調査で判明していました。

長らくフェルメール本人が塗りつぶしたものだと考えられてきましたが、2017年から開始された専門家チームによる修復プロジェクトにより、この上塗りはフェルメールの死後、何者かによって行われたものであることが明らかとなり、フェルメールの描いた姿に修復されました。

修復された《窓辺で手紙を読む女》が公開されるのは、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館に続くもので、世界に先駆けての日本公開です。

〈会場構成〉
レンブラントとオランダの肖像画
複製版画
レイデンの画家―ザクセン選帝侯たちが愛した作品
《窓辺で手紙を読む女》の調査と修復
オランダの静物画―コレクターが愛したアイテム
オランダの風景画
聖書の登場人物と市井の人々

※写真は2月9日に行われた報道内覧会で撮影したものです。

  
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
会期 2022年(令和四年)2月10日(木)から4月3日(日)まで
会場 東京都美術館 企画展示室
開室時間 午前9時30分~午後5時30分(入室は閉室の30分前まで) ※金曜の夜間開室は、展覧会公式サイトで確認ください。
休室日 月曜日、3月22日(火) ※ただし2月14日(月)、3月21日(月・祝)は開室
観覧料 一般2100円、大学生・専門学校生1300円、65歳以上1500円
※日時指定予約制です。詳細は展覧会公式サイトをご覧ください。
※オンライン・プレイガイドでの予約が難しい方を対象に当日の入場枠を設けておりますが、ご来場時に予定枚数が終了している場合があります。※高校生以下は無料(日時指定予約必要)。
公式サイト https://www.dresden-vermeer.jp/ 
  

レンブラントとオランダの肖像画の展示エリア。
手前はワルラン・ヴァイヤン《自画像》(1645年頃 油彩、カンヴァス) 

 
 

レンブラント・ファン・レイン《若きサスキアの肖像》 1633年 油彩、板 


 

複製版画の展示エリア。描写が細かくじっくり見られます。 


 

レイデンの画家―ザクセン選帝侯たちが愛した作品の展示エリア。女性をモチーフにした作品が並んでいます。
手前はヘラルト・テル・ボルフ《手を洗う女》(1655-56年頃 油彩、板) 


  

オランダの静物画―コレクターが愛したアイテムの展示エリア。
手前はヤン・デ・ヘーム《花瓶と果物》(1670-72年頃 油彩、板) 


 

ワルラン・ヴァイヤン《手紙、ペンナイフ、羽根ペンを留めた赤いリボンの状差し》 1658年 油彩、カンヴァスで裏打ちした紙 


  
           




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