建築

Posted on 2023-04-13
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」


サグラダ・ファミリア聖堂(降誕の正面側) 、2023年1月撮影 ©Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família 

 
ガウディの建築思想と造形原理を読み解く
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で、2023年(令和五年)6月13日から9月10日まで開催されます。

スペイン、カタルーニャ地方のレウスに生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852~1926)。

バルセロナ市内に点在するカサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア聖堂など世界遺産に登録された建築群は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな造形によって世界中の人々を魅了し続けています。

ガウディの独創性は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や風土など自らの足元を深く掘り下げることで、時代や様式を飛び越える革新的な表現に到達したことにあります。

今回開催されるガウディ展は、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞り、この聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていくものです。

図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光を当て、100 点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながらガウディ建築の豊かな世界に迫ります。
 
 
ガウディとサグラダ・ファミリア展
会場 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
会期 2023年(令和五年)6月13日(火)から9月10日(日)まで
休館日 月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間 10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
展覧会公式サイト https://gaudi2023-24.jp/
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

<巡回情報>
2023年(令和五年)9月30日(土)~12月3日(日)/佐川美術館
2023年(令和五年)12月19日(火)~2024年(令和六年)3月10日(日)/名古屋市美術館 
 

サグラダ・ファミリア聖堂の内観 ©Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família 

 
  
 
 




 

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