アート

Posted on 2024-02-02
「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」


テオドール・キッテルセン《トロルのシラミ取りをする姫》 1900年、油彩・カンヴァス、45.5 × 68.5cm、ノルウェー国立美術館 Photo: Nasjonalmuseet / Børre Høstland

これまでのイメージとは異なる北欧の一面を知る
「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」が、東京・新宿のSOMPO美術館で、2024年(令和六年)3月23日(土)から 6月9日(日)まで開催されます。

北欧では19世紀以降、雄大な自然風景、神話や土地に伝わる民話を主題とした独自の絵画の流れが現れました。

ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3か国に焦点を定め、19世紀から20世紀初頭の国民的な画家たち、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクやフィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラらによる絵画を紹介します。

ノルウェー国立美術館、スウェーデン国立美術館、フィンランド国立アテネウム美術館という3つの国立美術館の協力を得て、各館の貴重なコレクションから選び抜かれた約70点の作品が集結します。

構成は次の通りです。

序章 神秘の源泉-北欧美術の形成
Ⅰ 自然の力
Ⅱ 魔力の宿る森-北欧美術における英雄と妖精
Ⅲ 都市-現実世界を描く

ヨーロッパの強国に対峙して、社会的・文化的な独自性を追求した北欧諸国の超克の歴史は、特徴的な自然風景や気候を描いた北欧ロマン主義絵画の背景を形作りました。

広大な山々や荘厳な滝、流氷の漂う海、白夜・極夜の下の神秘的な光景、そして北欧神話や民間伝承は、文学やファンタジー映画、アニメ、RPGゲームのイメージソースとしても頻繁に取り上げられています。

北欧といえば、シンプルで機能的な家具や、かわいらしいデザインの雑貨や服を思い浮かべる人も多いでしょう。

今回の展覧会では、そうしたイメージとは異なる、北欧の神秘的な世界に触れる機会となるでしょう!

北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
会場 SOMPO美術館
会期 2024年3月23日(土)~6月9日(日)
開館時間 午前10時~午後6時(金曜日は午後8時まで)※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日 ※ただし4月29日、5月6日は開館
観覧料 一般1600円(事前購入券1500円)、大学生1100円(事前購入券1000円)、高校生以下無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を提示のご本人とその介助者1名は無料、被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料

ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン《イルマタル》 1860年、油彩・カンヴァスに貼った紙、79 × 111.5cm、フィンランド国立アテネウム美術館 Photo: Finlands Nationalgalleri / Hannu Aaltonen

ニルス・クレーゲル《春の夜》 1896年、油彩・パネル、48.5 × 60.1cm、スウェーデン国立美術館 Photo: Erik Cornelius / Nationalmuseum

エウシェン王子《工場、ヴァルデマッシュウッデからサルトシュークヴァーン製粉工場の眺め》 油彩・カンヴァス、90 × 100cm、スウェーデン国立美術館 Photo: Erik Cornelius / Nationalmuseum

※画像の無断転載は禁止されています。ご遠慮ください。




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締め切りは、2024年3月22日24時です。

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