アート

Posted on 2011-10-11
東京藝大美術館で「彫刻の時間 -継承と展開-」 飛鳥・白鳳の仏像から現代アートのインスタレーションまで


Writer:蓬田(よも)修一

東京藝術大学大学美術館において、「彫刻の時間 -継承と展開-」が2011年10月7日(金)~1 1月6日(日)の会期で開催中です。

会場は、2つの大きなくくりで構成。

ひとつは藝大コレクションの名品を中心に、飛鳥・白鳳の仏像から、近現代の彫刻まで、日本の彫刻史を一望できる作品が展示されています。

もうひとつは、名誉教授、現職教員の作品の展示で、木彫からインスタレーショまで幅広い作品が紹介されています。

また、今回の目玉は、橋本平八の作品17点と、平櫛田中の作品29点が一挙展示されていることです。

日本近代を代表するふたりの彫刻家の作品が一堂に集まる、とても貴重な機会です。

会期中は、ギャラリートークも行なわれます。

この展覧会は、藝大彫刻科の企画によるもの(通常の展覧会は学芸員の企画によるものが多い)なのもユニークです。

藝大の彫刻コレクションが堪能できると同時に、現代彫刻の可能性を感じることができる展覧会です。

■展覧会概要

名 称:彫刻の時間 -継承と展開-
会 場:東京藝術大学大学美術館
会 期:201 1年10月7日(金)~11月6日(日)
休館日: 月曜日〔ただし10月10日(月・祝)は開館〕
入場料:一般1000円(800円)、高校・大学生600円(500円) 中学生以下は無料 
かっこ内は20名以上の団体料金(団体観覧者20名につき1名の引率者は無料) 
障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料

藝大美術館オフィシャルサイト


「近世以前の彫刻」エリア。飛鳥から江戸時代までの仏像彫刻などが展示されている。

「近代の彫刻」エリア。橋本平八や平櫛田中の作品などが並ぶ。

「現代の彫刻」エリア。藝大の名誉教授、現職教員の作品が鑑賞できる。

2011年10月6日に行なわれたオープニングセレモニーで、挨拶する宮田亮平東京藝術大学学長。

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