アート / コラム

Posted on 2019-10-03
【アートコラム】混雑の中でも、自分の世界に入って絵を見る方法



先日、読者さんから、
「会場内に人が多いと、絵との対話ができず、構図や色彩などテクニックに偏った鑑賞をしてしまうことがたびたびあります。混雑の中でも、自分の世界に入って絵を見る方法はあるのでしょうか?」
という質問をいただきました。

私も同じような悩みを持っていましたから、この悩み私なりに共感できます。
いまはある程度解決したのですが、その方法をお話したいと思います。

私の場合、人混みの中で作品に向かい合って鑑賞できなかった理由は、ほかの人たちは自分よりも美術の鑑賞能力や美術についての知識が豊富で、自分に自信がなくなってしまったことが大きかったように思います。

受験生が試験当日、周囲のほかの受験生が自分よりも優秀だと勘違いして、自身を失ってしまうようなものです。

ですので、私は会場でそんな気持ちになりかけたら、
「ここにいるほとんどの人の美術についての知識は大したことない。自分だって、それなりに鑑賞力はある」
というような自己暗示をかけました。

そうすると、気持ちが落ち着いて、自分のペースで作品と向かい合うことができるようになりました。

この質問者さんは人混みの中で気が散ってしまい、自分の世界に入りきれないということに悩んでいるのかもしれないので、上記の私の回答ではずれているのかもしれませんが、もし同じような気持ちになったことがある人がいましたら、よかったら参考にしてみてくださいね。
(M&C編集部 蓬田修一)




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