アート

Posted on 2020-02-15
「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」古の名作と現代作家の造形を対比



対比から気づく新たな魅力
2020年(令和2年)3月11日(水)から6月1日(月)まで※、東京・六本木の国立新美術館で「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」が開催されます。
※開幕が延期となり、新しい会期は2020年(令和2年)6月24日(水)から8月24日(月)までです。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。

古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会です。

会場は、江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、以下のように現代を生きる8人の作家の作品と対になるよう組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で構成します。

花鳥画×川内倫子
刀剣×鴻池朋子
北斎×しりあがり寿
仙厓×菅木志雄
円空×棚田康司
仏像×田根剛
乾山×皆川明
蕭白×横尾忠則

古典側は曾我蕭白、尾形乾山、円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、刀剣の名品。対する現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則ら、今の日本を代表するクリエイターたちの造形です。

現代作家たちの仕事と過去の名品との関係はさまざまで、展覧会では、世界観や主題、造形、制作方法の類似を示すだけでなく、先達から得たインスピレーションや、誰もが知るイメージに基づくパロディ、古い作品を取り込んだインスタレーションなど、過去の偉業に積極的に関与していく現代の作家たちの姿にも焦点を当てます。

今日の優れた表現と、今なお私たちを惹きつけてやまない古の名品の比較を通じて、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会です。
 
  
古典×現代2020―時空を超える日本のアート
会期
 2020年(令和2年)3月11日(水)から6月1日(月)まで
※開幕が延期となり、新しい会期は2020年(令和2年)6月24日(水)から8月24日(月)までです。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
休館日 火曜日
※ただし、5月5日(火・祝)は開館、5月7日(木)は休館
会場 国立新美術館 企画展示室2E
観覧料金 一般1700円(1500円)、大学生1100円(900円)、高校生700円(500円)、中学生以下無料※( )内は前売り料金
※3月20日(金・祝)~22日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
 
北斎×しりあがり寿 

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 大判錦絵 25.2×38.5cm 和泉市久保惣記念美術館 【展示期間:5月8日~6月1日】 

しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵 【展示期間:5月8日~6月1日】 


 
仙厓×菅木志雄

仙厓義梵《円相図》 江戸時代・19世紀 紙本墨画 37.0×49.0cm 福岡市美術館(石村コレクション) 【展示期間:3月11日~4月6日】 


 

菅木志雄《支空》 1985年 ステンレス板、木、石、竹 510.0×570.0×153.0cm 作家蔵 撮影:菅木志雄 


 
仏像×田根剛

《日光菩薩立像》 鎌倉時代・13世紀 木造 像高141.6cm 滋賀・西明寺 


 

《月光菩薩立像》 鎌倉時代・13世紀 木造 像高144.3cm 滋賀・西明寺 


 

田根剛《エストニア国立博物館》 2006-16年 © Takuji Shimmura | Image courtesy of DGT. 


 
蕭白×横尾忠則

曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 紙本墨画淡彩 (各)160.2×175.0cm 2曲1双 東京藝術大学 展示期間:3月11日~4月6日 


 

横尾忠則《戦場の昼食》 1990 / 2019年 カンヴァスに油彩 178.0×212.0cm 作家蔵 


  
 




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「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」の開催を記念して、M&Cの読者の中から5組10名様にチケットをプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2020年3月13日24時です。
新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、開幕が延期されていますので、開幕当日まで応募を受け付けます。

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