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TOPIC

アート
2025-05-29
夏の絵画 《浜辺の子どもたち》ホアキン・ソローリャ(1910年)

ホアキン・ソローリャは1863年、スペイン・バレンシアに生まれた。 幼くして両親をコレラで亡くし、叔父夫妻に育てられる。 バレンシアの美術学校で学び、その後マドリードやローマに留学。 イタリアでは古典絵画に触れつつも、フ… 続きを読む >

アート
2025-05-29
夏の絵画 《女性水浴図》ポール・セザンヌ(1989年頃~1905年)

ポール・セザンヌの晩年を代表する重要な作品である。 印象派からキュビスムへの橋渡しとなったともいわれる。この作品の主な特徴を説明する。 画面中央の女性たちと木々が三角形のように配置されており、全体に安定感と秩序を与えてい… 続きを読む >

アート / 特集記事
2025-05-29
夏に見たい西洋絵画 名作10選

《月暦画「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」より「6月」》(15世紀) 時祷書(じとうしょ)とは、キリスト教徒がお祈りするときの祈祷文や賛美歌、あるいは暦などを記した書物だ。 時祷書には写本と印刷本があり、写本は1点モノで… 続きを読む >

アート
2025-05-28
夏の絵画 《ドービニーの庭》ファン・ゴッホ(1890年)

この《ドービニーの庭》は、ゴッホの晩年に描かれた作品である。 ゴッホが滞在していたラヴー旅館(人生最後の約2か月間をここで過ごし、ここで没した。現在は博物館として観光名所となっている)の近くにあった、シャルル=フランソワ… 続きを読む >

アート
2025-05-27
夏の絵画 《ひなげし》クロード・モネ(1873年)

《印象・日の出》とともに、1874年の第1回印象派展に出展された作品であり、絵画史的に大きな意義を持つ。 描かれている場所は、パリから北西に10キロメートルほど行ったところにある、セーヌ川流域のアルジャントゥイユの草原だ… 続きを読む >

アート
2025-05-26
夏の絵画 《トルヴィルの浜辺》ウジューヌ・ブーダン(1864年) 

本作は、19世紀後半の絵画、特に印象派の誕生に重要な意味を持っている。 ブーダンは過渡期的な画家でありながら、その役割は極めて大きい。彼の作品は19世紀後半の芸術の転換点を体現している。 以下に、本作の絵画史的意義を挙げ… 続きを読む >

アート
2025-05-26
夏の絵画 《乾草の車》ジョン・コンスタブル(1821年)

風景画家の代表選手、イギリスのジョン・コンスタブルの《乾草の車》(ほしくさのくるま)である。 1821年に完成させた当時、ありふれた日常風景を真正面から堂々と描くこの作品は、美術界からは見向きもされなかった。 しかし、ご… 続きを読む >

アート
2025-05-24
夏の西洋絵画 《夏》または《ルツとボアズ》ニコラ・プッサン(1660年頃)

フランス絵画の巨匠、ニコラ・プッサンは晩年、四季をテーマにした連作を描いた。本作はその中の1点である。 プッサンは、「旧約聖書」の印象的な場面を春夏秋冬にあてはめ、作品化した。 《春》はアダムとイヴ、《秋》は約束の地カナ… 続きを読む >

アート
2025-05-23
夏の絵画 《干し草の収穫》ピーテル・ブリューゲル(1565年)

初夏の明るい日差しを受けて、仕事に励む農民が描かれている。 画面全体の基本的な色彩構成は、前景の村道が褐色、中景の牧草地と丘陵が緑がっかた色、背景が青色だ。 この色彩構成は、基本的に北方ルネサンスの先駆者、ヨアヒム・パテ… 続きを読む >

アート
2025-05-23
夏の絵画 《月暦画「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」より「6月」》(15世紀)

時祷書(じとうしょ)とは、キリスト教徒がお祈りするときの祈祷文や賛美歌、あるいは暦などを記した書物だ。 時祷書には写本と印刷本があり、写本は1点モノで高価だが、印刷本は写本の廉価版として多くの人の手に渡った。 時祷書が流… 続きを読む >

アート
2025-05-14
東京国立博物館「総合文化展」を「東博コレクション展」に名称変更

東京国立博物館 本館 東京・上野の東京国立博物館は2025年(令和七年)4月1日、所蔵品と寄託品の常時約3000件で構成される総合文化展(平常展)の名称を「東博コレクション展」に変更しました。 この名称には、東京国立博物… 続きを読む >

マーケティング
2025-04-25
愛と苦情の広告史 〜あなたも広告にひとことを〜

広告と生活者が織りなしてきたコミュニケーションの歴史 東京・汐留にあるアドミュージアム東京で、2025年4月29日(火)から6月14日(土)まで、企画展「愛と苦情の広告史~あなたも広告にひとことを~」が開催中です。 広告… 続きを読む >

アート
2025-04-23
「日本の版画1200年―受けとめ、交わり、生まれ出る」

文化交流の視点から「日本らしさ」を考える 東京の町田市立国際版画美術館で「日本の版画1200年―受けとめ、交わり、生まれ出る」展が開催中だ。(会期:2025年3月20日(木・祝)~6月15日(日)) 本展は、日本現存最古… 続きを読む >

アート / 歴史 / 工芸
2025-04-21
学習院コレクションを特別展示 霞会館記念学習院ミュージアム

  皇族、華族の学び舎学習院ゆかりの史・資料、美術作品 東京・目白の学習院大学内に令和7年(2025)春、「霞会館記念学習院ミュージアム」が開館した。 同館は、これまでの「学習院大学史料館」がリニューアルオープンしたもの… 続きを読む >