西洋美術

アート
2020-12-21
【クリスマスに想う絵画】《東方三博士の礼拝》ボッティチェッリとアルトドルファー

フィレンツェ人なら知ってる有名人を描き込む わたくしが教会の英会話教室に通っていたころ、クリスマス会で「東方三博士の礼拝」にまつわる英語劇を発表したことがあります。思い出深い絵画作品です。 「東方三博士の礼拝」とは聖書に… 続きを読む >

アート
2020-12-17
【クリスマスに想う絵画】ルーベンス《キリスト昇架》《キリスト降架》

「フランダースの犬」のネロが見た作品 《キリスト昇架》(1610年)および《キリスト降架》(1614年)は、クリスマスシーズンにふと思い出す作品ではないでしょうか。 アニメ「フランダースの犬」の最終回で、クリスマスイヴの… 続きを読む >

アート
2020-11-30
「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」 黒く鋭い描線によるクールな描写

20世紀後半フランスを代表する具象画家 東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代」が、2020年(令和二年)11月21日(土)から開催中です。 ベルナール・ビュフェ(… 続きを読む >

アート
2020-11-18
洗練された美意識の到達点「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」 アーティゾン美術館

都市文化が生んだ天才画家たち 東京・八重洲のアーティゾン美術館で「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」が、2020年(令和二年)11月14日(土)から開催中です。 琳派は、17世紀初めの俵屋宗達、18世紀初めの尾形光… 続きを読む >

アート
2020-11-12
「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」

新型コロナウイルス感染拡大にともない、バチカンからの作品輸送が困難なため、開催中止となりました。 カラヴァッジョ最高傑作のひとつ 2020年10月から開催予定だった「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の新会期が決定しま… 続きを読む >

アート
2020-10-29
「テート美術館所蔵 コンスタブル展」みずみずしい風景画の世界

イギリス風景画を刷新 東京・丸の内の三菱一号館美術館で「テート美術館所蔵 コンスタブル展」が、2021年(令和三年)2月20日(土)から5月30日(日)まで開催されます。 イギリスの画家ジョン・コンスタブルは、自国の風景… 続きを読む >

アート / コラム
2020-10-06
【アート鑑賞】クロード・モネ《積みわら、夏の終わり》

  今回の作品はクロード・モネ《積みわら、夏の終わり》です。   1891年(明治二十四年)の作品。シカゴ美術館に所蔵。 「積みわら」は、収穫シーズンの後、畑にある干し草の塊を描いた一連の作品タイトルです。 全部で25作… 続きを読む >

アート / コラム
2020-10-06
【アート鑑賞】 クロード・モネ 《草上の昼食》

  今回の作品はクロード・モネ 《草上の昼食》です。    制作は1866年(慶應元年~二年)。現在はプーシキン美術館に所蔵されていです。 モネはマネの《水浴》(のちに、この作品と同じタイトル「草上の昼食」に改題)からイ… 続きを読む >

アート / コラム
2020-10-06
【アート鑑賞】クロード・モネ《印象・日の出》

  今回の作品はクロード・モネ《印象・日の出》です。    1872年(明治四~五年)の作品。 モネの故郷であるル・アーヴルの港を描写しています。 ル・アーブル港は、ノルマンディ地方、セーヌ川が海に流れる河口の港です。 … 続きを読む >

アート / コラム
2020-10-06
【アート鑑賞】クロード・モネ《緑衣の女》 

  今回の作品はクロード・モネの《緑衣の女》です。    1866年(慶應二年)の作品。 女性が髪のリボンを直すために、少し振り向いた瞬間の何気ない仕草を描いています。 浮世絵の美人画から影響を受けた構図です。 緑と黒の… 続きを読む >

アート / コラム
2020-10-06
【アート鑑賞】クロード・モネ《干潮のラ・エーヴ岬》

  今回の作品はクロード・モネ《干潮のラ・エーヴ岬》 です。   1865年(元治元~二~慶応元年)の作品。 モネが20代半ばにサロンに初挑戦し、その際に初入選した2作品のうちのひとつです。 批評家からの評価も高く、画商… 続きを読む >

アート
2020-09-17
「眠り展:アートと生きること」アートから考える「眠り」の展覧会

多彩な「眠り」の表現を紹介 東京・竹橋の東京国立近代美術館で「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」が開催されます(会期:2020年(令和二年)11月25日(水)~2021年(令和三年)2月23日… 続きを読む >

アート
2020-09-15
「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」ポーラ美術館

日本とフランスとの美の往還を辿る 箱根のポーラ美術館で「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」が、2020年(令和二年)11月14日(土)から2021(令和三年)4月4日(日)まで開催されます… 続きを読む >

アート
2020-09-13
「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」革新の画家 クールベ

「見たまま」「あるがまま」を描く 「クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし」が、山梨県立美術館で開幕しました。(会期:2020年9月11日~11月3日) 19世紀のフランスで活躍したギュスターヴ・クールベ(1819… 続きを読む >